溝江所長・崎永取締役部長・木下営業隊長

トマト対談 第5回 たかしま農園、こんなことはじめました。

今回からは、今現在のこと、これからのお話をうかがいたいと思います。

溝江:

「たかしま農園」というかたちになり、トマト以外の出荷も目指してきましたが、ついに今年、メロンの出荷をしました。数年前から少しずつ試作にとりかかっていたのですが、今年は1500のメロンを試作しまして・・・試作のつもりが、売ることになったのです。

崎永:

試作で1500?!と驚いたんです。販売してもよいくらいの個数だったので「溝江所長、できればそれを売っていただけないでしょうか…」とお願いしました。試食して十分に甘さと美味しさを確認していましたので、販売を決めました。

溝江:

数年前から試作を繰り返していたため「もう今年は、お願いだから売ってください」と。つい、ネット(メロンの外側の網目模様)の張り方にこだわったり、味も妥協したくなくて長引かせていたのですが、味は合格点だったので1500個限定で販売したんですよ。

崎永:

試作で1500?!と驚いたんです。販売してもよいくらいの個数だったので「溝江所長、できればそれを売っていただけないでしょうか…」とお願いしました。試食して十分に甘さと美味しさを確認していましたので、販売を決めました。

溝江所長
美味しさ、甘さ、味の濃さは溝江所長のイメージに近づいている。「ネット(編目模様)はまだまだ。これからきれいに張らせないといけませんね。」と溝江所長。

売れ行きやお客様の感想はどうですか?

溝江:

おかげさまで完売でした。ネットでの直売に対応できる量はなかったので、まずはトマトのバイヤーさんにお知らせしたのです。そしたらすぐに注文が来ました。複数のところから、予想以上の納品希望数をいただきました。

木下:

たかしまフルーティトマトは甘くて美味しいと評価されているから、次はメロンを作りますとPRすると、トマトと同じイメージで「きっと甘いんだろうなぁ」と期待してくださるようなんです。それもあって、思い切って出荷できたんですよ。

メロンの他には、どんなことに取り組まれていますか?

溝江:

ニンニクにチャレンジしています。

ニンニクとは、意外です。

崎永:

そうでしょう?気づいたら、隅の方でこっそり試作していらっしゃるんですよ。離島の農園ならではの「こっそり試作」です(笑)

溝江:

1年以内には販売ができそうです。せっかく、トマトやメロンでおいしいとの声をいただいていますので、そのイメージを崩さないようにしたいです。ニンニクを食べられた時に「たかしま農園はなんでも美味しく作るなぁ」と思っていただけるように、品質と美味しさを守りたいとおもいます。ニンニクに限らず今後作るもの全てにおいて「何でも美味しい」と思っていただけるようにしたいです。

木下:

そうですね。営業の立場としても「やはりたかしま農園でつくれば違う」と思われ続けられるようにみなで頑張りたいですね。

 念願の加工品が完成!たかしま農園のトマトを40%つかった「大人のトマトカレー」

崎永:

ついに・・・なのですが、15日(本日)から「大人のトマトカレー」が販売スタートしました。このカレーは、たかしま農園のトマトをたっぷり使って作っています。トマトとタマネギとスパイスのシンプルさ。肉を使ってない分、レトルト特有のべたつきがないんです。さらっとしてスパイスが効いています。好みのトッピングを加えるのもおすすめで、カレーとして食べるだけでなく、ソースにしてみたりと、アレンジしても使えます。

木下:

そうですね、「大人のトマトカレー」というだけあって、スパイスが効いていますよね。営業としては「たかしま農園のトマトを40%使用」「4ヶ月しかとれない幻のトマトを使用」という点も大きくアピールしていきたいところです。ギフトにおすすめできるカレーだと思っています。

溝江:

今はブランド牛を使っているカレーなども少なくないですが、うちは4ヶ月しか収穫できないトマトが40%入っているというところではブランド牛に負けてはいません。

大人のトマトカレー
数年をかけて完成したカレー。「4ヶ月しか実らないトマトを1年中楽しんでいただけるようにしたかった」そう。レトルト特有の脂っこさはほとんどなく、さらっとスパイシーな味。大人向けのお味です。こちらから購入できます。
崎永:

そういえば、溝江所長が「どうせカレーの中にタマネギが入っているなら、うちでタマネギまで作ってしまえばいいじゃないか!」と言ってたんですよ。ちょっとまってください・・・となりましたけども(笑)

溝江:

いつかはタマネギも手がけたいですね。実は今、新たな農法にもチャレンジしているんです。乾燥させた海草を土に混ぜてミネラル成分を濃くするのです。ミネラル成分をとり、なおかつ、水分を絞り込むことでより美味しくできるんです。

木下:

所長は、何でも自分たちで美味しく作りたくなるんですよね。まずはメロンの定番化と、ニンニクの新発売ですね。バイヤーさんたちも期待していますし、WEBで購入くださるお客様になるべく確実に届けたいですね。

崎永:

そして、トマト。昨年は品薄になりました。今年もファンクラブが既に申し込みが定員に達しました。ありがたいことです。確実にお楽しみいただけるように予約のご案内もしています。多くの方に楽しんでいただける実りがあるように祈るような気持ちでいます。

溝江:

天気予報とにらめっこの半年は始まったばかりです。みなで美味しいトマトをつくりますよ。みなさん、よろしくお願いします。

対談終了!お疲れさまでした!